検診

 秋晴れ。
 「検診日和だ、今日こそ歩いて行こう〜♪」と思うものの、お腹が張って挫折。結局いつも通り、タクシーにて病院に行った。

 母親学級で一緒だった友達とたまたま一緒で、おしゃべりしながら3時間内診を待った。テーマは、しぜ〜んと、「いかに妊娠&出産&子育てについての自覚に、男女差があるか」になった(ハハッ)。

 「あさってから38週(11月13日出産予定)なのに、飲みに行くって言うのよ! もうそれですごい腹がたって1週間口を聞かなかった…」
 「そうなんだよね〜、子ども欲しいっていってたわりには、行動が伴ってないのよね〜」 
 「そう!子育ての美味しい面しか見てないのっ」…(笑)。
 2週間たまった妊娠&出産のストレスが解消できるので、待ち時間もそれほど長くない。

 さて、内診。
 2週間前の血液検査の結果を告げられ、貧血の薬を処方された。これで、これまでもらった薬は、張り止め、痔、貧血の3つとなった。
 おおお、人生のなかでこんなに同時に薬を飲むのは始めてだよ〜っ!

 お腹のベビちゃんは2200グラム。1週間分小さいけど、順調なので良かった♪
 「これ以上体重は増やさないでね」と釘をさされちゃったけど(汗)。

 その後は、母子相談室で「後期指導」があった。
 「突然帝王切開になる場合もあるので」と、緊急の連絡先を聞かれた。
 それから、いまの身体と心の悩みと出産に向けての不安について、色々と聞かれる。
 夫が8日から九州に出張することを告げると、助産師さんがとても複雑な顔をして、1人きりのときに陣痛が起きたときのためにと、「今週末、すべての荷物を分娩室にもってきておいたら?」と言い、色々と取りはからってくれた。
 「1人でいると陣痛の痛みも不安で倍増するからね、そのとき1人で全部の荷物をもってくるのはつらいでしょう…?」と。

 そして最後に、「どんなふうになったら病院に来るか」を確認をされる。
(1)破水(有無を言わせず入院)、(2)出血、(3)10分間隔の陣痛 
 おおー、こういう確認をされると、本当にいよいよなんだという気がするじょぅー。

 それから、授乳室で「おっぱいチェック」があった。
 おっぱいを見せると、いきなり助産師さんに「あら〜、いいおっぱいね〜! ホントにいいわ」とお褒めの言葉をいただいた。自慢ではないが、こんなにおっぱいを褒められたのは初めてなので、動揺してしまった。
 「ど、どこがそんなにいいんですか?」
 「ほら、乳輪がやわらかいでしょう?」
 「こ、これってやわらかいんですか?(他人のと比較したことなんてないぜっ)」
 どうやら私のおっぱいは母乳の準備ができているらしい。
 
 そして、「お腹も張りやすいようだし、マッサージもしなくていいわ」と告げられた。ただ乳首の角質を採るために、オリーブオイルでやわらかくしておいてと言われ、その方法を聞く。以上で、後期指導が終わったのだった。

 一緒だった友だちは、もう「子宮口が柔らかくなっているわね」と言われたらしい。もう1センチ開いているそうだ。おおー、いつ産まれてもいい状態なんて、ドキドキだぜぃ。だって、今夜だって、あり得るんだもんね。