生後1週間
服を着替えさせようとしたら、ポロリとヘソの緒がとれた。うおー、不思議な感動があるな。でも、ちょっぴり寂しい。あたしとハラ子ちゃんをつないでたへその緒がァ〜!って。
そんなことより!!
ぱんぱかぱーん、ぱんぱんぱん、ぱんぱかぱ〜ん…♪
ハラ子ちゃんが、なんと!今日でちょうど生後一週間だ。
先週の今ごろ、陣痛室で夫ちゃんとともに陣痛と闘っていたあの時間がもう懐かしいものとなっているなあ、って思う。
「そこじゃない、腰をさすって。違う。真ん中の背骨のとこっ!」
こんなセリフを大声で叫んでたあの時間が妙にいとおしい。
そして、「産まれたよ」と言われたあの時、「ほんとに私が産んだの? ほんとにほんとに現実?」と連発して、医師や助産師さんから笑われてたんだっけ。
あれから、もう1週間。ハラ子ちゃんも、だいぶ顔が変わってきたなあ。
ちょっとぷっくりして、しっかりした顔立ちになってきた。
泣き声も「ふにゃ〜」から「ふぎゃ〜」にバージョンアップしたし。
日曜日には出生届を出す。ちょっと、どきどき。
親になった人たちが言う「生まれてきてくれてありがとう」という言葉の深さがやっとわかってきた。ベビちゃんが見えないけどとてつもなく大きなハッピーを運んできてくれている、ってことなんだよね。