暇さえあれば、指しゃぶり
「悪いけど、私、グロッキー。自分で食べてって」と、今朝は起きるなり、夫ちゃんに言いました。というのも、昨夜ぜんぜん眠れなかったのです。りんごさんの騒音で。
静まり返った家のなかに ”・・・っチュッパチョップ チュッパチョップ チュッパチョップ・・”の音が絶え間なく続いているんだもん。しかも、私の隣りで。
音の出どころは、りんごさんの歯ぐき。りんごさんの指しゃぶりの音でした。
私はりんごとセミダブルのベッドで一緒に寝ているのですが、いつまでも止まらず…。ああ〜んっ、私、ノイローゼになりそうっ。
どうやら、すっかりハマってしまったようです。
右手をやめさせると、左手の指をしゃぶるし、左手をやめさせると、今度は右…。
おっぱいが欲しくて泣いてるくせに、自分の指をしゃぶります。しかもね、自分の指を吸って「おっぱい出てないぞー」って怒るの(泣)。「だったら、指しゃぶりをやめて、乳首を吸わんかいっ!」と、手を身体の横に降ろさせ私の乳首を吸わせようとするんですが、そのスキに別の手をしゃぶってるしぃー。ヤラレてばかり!
ああー、いきなり始まったなあ、指しゃぶり。カワイイをとっくに通り過ぎて、かなり本格的。
この猛烈な、指への執着心と集中力。それは見習いたいところだけど、うーん、こんなにスゴいと、皮膚、ふやけちゃうんじゃないかい? だいじょぶかの?
「手は、赤ちゃんの最初のおもちゃ」と言われてるし、自分の身体を愛することは大事なことだし、私はしゃぶるという行為自体を厳格に禁じられて育ったせいか、このくらいは自由にさせてあげたいんだけど…。
私と夫ちゃんに似てれば、「一時期ぐっと夢中になって、飽きる」はずなんだけどなあ(笑)。親に似てることを祈って、しばらく見守ってみようかな〜。