人生初の傷害事件

 タイヘンです! 傷害事件が起きました!! 流血事件です!
 事の顛末はこういうことです。

 昨夜、スマスマが佳境にさしかかり、番組中、落合監督がお茶漬けを食べているころ、夫ちゃんがりんごの指の先端(の肉)を切ってしまったのです。
 切ってしまったのは、右手の薬指。
 一週間ぶりに爪切りをしている最中のことでした。
 りんごは一瞬「うぎゃあ!」と泣き声をあげましたが、あやすとすぐに笑顔をつくり、そして私の膝の上で爆睡。
 夫ちゃんは、おろおろとりんごに「ごめんよ」と繰り返し連発し、「親が娘に傷を負わせてどうするんだ〜」といつまでも自己嫌悪におちいり、「この子は強いなあ。親よりも強いなあ」と寝顔を見ながらつぶやいておりました。


 それにしても、見上げたものです。
 生まれて初めての傷、しかも実の父に傷つけられてしまったにもかかわらず、一瞬の泣き声のみで、笑顔をつくり、そして寝入ってしまうりんごさん。
 なんという強さ、そして切り替えの早さ! ハハはオドロキ☆です。 
 ああ、またしても、りんごさんの物事に動じない強さを見せつけられてしまいましたわぁ〜ん。
 それにひきかえ、夫ちゃんはグズグズと自ら起こした傷害事件をひきづっておりまして…。今朝は、声をかけても振り向かないりんごを見て「オレが指切ったから、振り向いてくれないのかな…」なんて、おめおめとぶつぶつ。

 りんごさん、嗚呼、親の私たちはりんごさんに負けそうです(てか、負けてる…)
 りんごさんの威風堂々とした物事に動じない強さ、切り替えの早さなどなどは、見習わなくてはなりませんね。 
 
 現在も、夫婦ふたりで、ちいちゃく切ったバンソコを巻いたまま、「指いてー!」などと叫ぶこともなく、すやすや寝入っているりんごさん。その寝顔を見て、ハハはりんごさんに一生付いて行こう…と誓うのでした。