本領発揮

今朝は、実父母も私もりんごの奇声で起こされた。「スゴいねー」と父。「吠えてるって感じだな」と言って笑っていた。

しかし、今朝は実父と目があった瞬間からニンマリのりんごさん。「この人は遊んでくれる人だ!」と分かったようで、これ以上ないくらいの笑顔を父に向けていた。相手の顔をみて、その人がどんな人だったか、覚えているんだね。スゴいスゴい!

私はその間お風呂に入らせてもらった。こんなにゆっくりお風呂に入ったのは、いつ以来だろう?と思うほどにゆっくりと。お風呂から出たたら、りんごがおすわりをしていたのでビックリ。父がコツを教えこんだらしい。すぐにぺしゃんとなっていたのに、だいぶ長い間おすわりしていられるようになっていた。実家にも慣れ、本領発揮して遊んでいたようだ。

午後は、実母と大型ホームセンターへ。よく保育園などに置いてあるカラフルなマットを購入した。これがあれば、東京の自宅でひっくり返っても大丈夫そうだ。

実家に帰ると、いつも一回り大きく成長するような気がする。色んな人がいて、色んな表情を見て、いっぱいおしゃべりするせいだろうか。夫ちゃんと二人きりで上情操教育をするのには限界を感じる。そうして思う。昔ながらの大家族のほうが子どもにとってはいいよなあ、って。

出産後の里帰り当初から、父がりんごの手を握っては、「幸せを掴むために手があるんだよ。この手で幸せを掴むんだよ」と言ってきかせている。父のその言い方が、単なるあやしではなく、ホントに本気なので、なんだか私はその言葉を聞く度ウルウルしてしまう。

本当は来るはずの夫ちゃんだったが、仕事の宿題があるというので、実家には私たち二人だけ。ずっと二人きりが続きそう。二人きりは、出産後すぐの里帰り以来初めてだ。夫ちゃんが来たら来たで、実家の雰囲気が変わるのだけれど、たまには家族水入らずもいいね。