8ケ月と9日

■甘かった(涙):レーザー治療後、初診察

あのレーザー治療から2週間。レーザーの効き目が気になって、毎晩お風呂あがりのりんごちゃんの背中を見続けてきた。あんなしんどい思いしたのに、青あざ、消えてないんだよね。時間が経てば消えるのかなあーと思ったりしたのだけれど、変わりなし。夫ちゃんと時々「もしかしてりんごには効き目が無いんじゃないか」と話していた。そんな不安を抱えての今日。「2週間後に診察しますので、見せに来てください」と言われてたので、さっそく行ってきた。

さて、診察。「あの、あんまり消えてないような気がするんですけど…」と言うと、消えてるじゃない」とセンセイ。「え、ウソ、これで消えてるの?」、私は思わずそれをそのまま口にしてしまった。だって、日焼けが時間経ってちょっと薄らいだっていう位なんだもーん。

「よく見てください、おかあさん。治療したところは、他のところよりも少し色素が薄くなってるでしょう?」。そう言われてみれば確かに薄らいでるかもしれない。だけど…と思っていたら、センセイが続けた。「これを4、5回繰り返せば、キレイになっていくんですよ!」。4、5回繰り返せば? は? そんなこと聞いてなかったぞー。どおりで消えてないと思った。1回当てただけじゃダメなのね(涙)。

確認のために「1回当てただけじゃダメなんですね」と言ったら、「1回で消えると思なんて甘いですよ」と。とほほ、とほほ、とほほーー! そして、私の頭がくるくる回るのだった。りんごちゃんの蒙古斑の面積は、およそ「治療した面積×8」だ。ということは、1回で治療できる3×4センチが4回で消えると考えたとしても、8×4=32で、32回は通わないといけないわけねー(泣)。

しかも、もっと大変なことを言われる。「保険の決まりでね、保険で治療していくと、2〜3ヶ月に1回しかレーザー当てられないんですよ。無料ですけどね。でも自費で治して行くなら、1ヶ月に1回は当てられるんですよ。ただね、1回3万円。ウチは安いほうなんですよ、もっと高いところだと1回5万円になっちゃう。お金の問題もあるから、どっちがいいか考えてきてください」と。

センセイは、子どもが大きくなればなるほど身体が大きくなるから、蒙古斑が伸びて治療面積も増える、という。はやく治療を開始したほうがいいというのは、このためだ。1ヶ月に1回、自費で治そうと通ったとしても、今から32回の治療が終わるのは、3歳過ぎた頃だ。それが、保険を使って2~3ケ月に1回となると、すべての治療が終わって背中がキレイになるのが12歳? えええええ??? ど、どうしよ?? しかも、その頃には身体が大きくなってるから、もっと面積が大きくなってるってこともあるわけで〜(頭クラクラ)…、それじゃあ、遅過ぎだよー、りんごちゃん、思春期入っちゃうよー(涙)。

やっぱココは自費で治していくしかないかなあ。しかし、32回×3万円=96万円は、痛いなあ。高校の授業料と同じ額のお金を毎月取られるってことでしょ? しかも、消え具合によっては、この金額で済むとは限らないしなあー。あーん、ハワイなんて行ってる場合じゃないかも〜。ど、ど、ど、どうしよう(涙)。毎回待ち時間3時間よりもツラいわー。