祝☆1歳 ♪はっぴー ばぁーすでぃ〜♪

■タイトル変更

りんごちゃん1歳を記念してタイトルを変えました。みなさま、今後もよろしく♪です。あっ、デザインはまた気まぐれで変えまーすっ。


■この1ケ月の成長

1年のうち、11ケ月目が一番成長著しく、とてもオモシロかった。りんごちゃんの表現力もアップし、だんだんと意思疎通ができ、「コミュニケーション」に近づいている。本来コミュニケーションってこういう楽しいものなんだよなと、思い直せた。気づいたら、理解力がすごく発達していて、こちらの言うことはだいたい伝わっている。おしゃべりがとっても楽しくなってきたー!

好きなもの:絵本、シロフォン、乗り物、お風呂あそび、
嫌いなもの:イチゴを抜かした果物全般、フォローアップミルク、暗い場所、着替え


■りんごちゃんへの手紙

りんごちゃんへ

お誕生日おめでとう。
予定日が11月だったりんごちゃん。今日がお誕生日だけど、わたしは11月に入って街角にクリスマスツリ−が飾られるようになってからずっと「昨年の今頃は…」と1年前を振り返っていました。

産院に、素敵なクリスマスツリーが飾られてあってね。それをりんごちゃんが産まれる前も産まれたあとも毎日見ていたからね。私のなかでは、クリスマスツリーと言えば、りんごちゃんを連想するんだよね。


昨日はヘアサロンに行って髪を切ってもらうりんごちゃんを見ながら、陣痛に耐えながら聞こえた助産師さんの「髪が見えましたよ!」という初めての言葉を思い出していました。あー、あれからこれだけ伸びたんだなーって。


産まれたりんごちゃんは、とてもキラキラしていて、まぶしかったぁー。ちっちゃい女神様みたいで、堂々としていて、すごく頭が良さそうで、そのことに夫ちゃんと本当にドキドキしたんだよ。

「ちょっと…! 私たちの子にしては、頭良さそうじゃない? ねねねっ、どどどどーしよっ(大いに親ばか)」と、夫ちゃんと惚れ惚れした、あの時をすごく懐かしく思い出します。

今でも「私たちには、もったいない子だ」とパパちゃんと話すんだよ。りんごちゃんは、出来過ぎている。強いし、妥協しないし、全然あきらめない。これと決めたら一途で、その一途さ加減に舌を巻くときもあるけど、優柔不断な私たちは、りんごちゃんから教えられることも本当に多いです。ひそかに「見習わなきゃ…」ってママは思っています(たぶんパパは、もっと(笑))。


りんごちゃんがウチに来て、一緒に生活しながら学んだこと。それは、「人は1人では生きられない」ということです。産声をあげ産まれた瞬間から、この世のなかの誰一人として自分でミルクを飲み、おむつ換えをしたわけではないんだよね。

ということは、それはとどのつまり、「人は、1日たりとも1人では生きられない」ってことを象徴している事実よね?  この1年、私はそのことを、肌で体感として、経験させてもらいました。

お米を作っている人から、ガソリンを輸入してくれている人まで、人が一人生きて行くためには、必要なものがいーっぱい。りんごちゃんのために、見えないところで手をかしてくれている人が山ほどいるんだよね。

日常生活のなかで見落としてしまいがちなそれらの大切な事柄を、この1年のりんごちゃんとの生活を通してママは一番学んだような気がします。そして、大切な娘を育てることによって、やっとそれらの方々に、日々感謝の気持ちを持ち続けることができるようになってきました。ママも、少しは成長したかな?(笑)


人間の成長って、ほんと育てる者を豊かにしてくれます。
ほんとのところは今だって、ちゃんと歩くようになるのかなーって思うのだけど、首がすわるのか、ハイハイするのか、食べるのか、立つのか〜という心配という山を一つ一つ乗り越えた結果、これまではいちいち本気で一心不乱に心配していた私も、成長には波があることを実感として感じ、今では「まっ、そのうち歩くでしょう。そのうち、言葉も喋るでしょう。そして、そのうち卒乳するでしょう。そして、時間が経てば、思春期がきて、この子にも親に言えないことが増え、家をでていくんだろうな」とゆったりとした気持ちで思えるようになりました。1つ1つの成長の波が、とても刺激的で楽しかったです。


おっぱい大好きで、どんどんふくれあがっていったりんごちゃん。
そのおデブっぷりにおろおろしつつ、ボインになった自分を密かに喜んだり(笑)。
寝返りしないことに悩み、悩み始めたらベッドから落ちてドギマギしたり。

見てみたかった念願のハイハイが他の子はやかったことに喜び、
けれど、ハイハイした途端にロング睡眠がすぱっと終わり、
さらに寝かしても寝かしてもゾンビのように起き上がってくるそのしぶとさに悩み、
そのうえ、ぜんぜん離乳食を食べないことに、ものすごーーく悩み(笑)、
けれど、おっぱい星人だからこそハワイ旅行を気軽に楽しめたりして。
そして、今はいつ歩く気になるかと、その時を楽しみにしている。


予定日を大幅に超過し、「もう母体が危険」と言われるまで促進剤をうったにもかかわらず全然出てくる気配なかったあの日。「もう促進剤やめましょうとお医者さまが言ったとたん、自分で陣痛起こして出てくるりんごちゃん。

……だから、周りの環境やお友達がどんなであろうと、「私は歩く!」と決めたとき、きっと歩き始めるんだろうな、とこれまでの経緯を振り返りながら、りんごちゃんが歩き始めるのを楽しみにしています。


この1年、どんなりんごちゃんでも、すっと好きだったよ。つきたてのお餅のようなほっぺも、サイレンのような泣き声も、寝ぼけたときの右目だけ二重になった顔も、大工さんが釘を噛むように歯茎のハシで歯ブラシを噛む姿も、だんだん硬くなっていってる足の裏も、「話しかけるな!」とぴりぴりしたオーラでもくもくと遊んでいる姿も…ぜーぇんぶ。


もしかしたら、私たち親よりもずっとずっと大物でしっかり者のりんごちゃん。これからまた一緒に、りんごちゃんが私たちののところに来てくれた理由をひそかに探していけたらいいなって思ってます。

いつだって泣くときは、ママと同じく大量の涙を流すりんごちゃん。ママを見つけると、にっこり笑う笑顔が大好きです。またこの1年、よろしくね。いっぱい想い出作ろうね。