1歳と1ケ月30日目

■このウンチは、も、もしかしてロタ???

昨夜もなかなか寝なかったが、一緒に『西遊記』を見ていたらコロンと私の腕のなかで寝ついたりんごちゃん。そのまま布団にうつし、その後一緒の布団で寝たものの、隣りにいるりんごちゃんがとてもとても熱く、午前0時にはすごく身体が熱かった。

測ってみたら、38.5度! し、しかも、全然寝つけないのか、超ぐずぐず。寝苦しそうなので、冷蔵庫に保管しておいた座薬を投入すると、なんとか落ち着いた。ふぅ〜っと一安心。

そのころ、私の脳みそのなかは、ある考えがぐるぐるめぐっていた。だってだってだってさぁ〜、昨日の夕方診療所に行ったときは「この状態なら大丈夫だから、明日は麻疹の予防接種しましょうね〜♪」ってセンセイに言われたのよー! だのにぃ〜、なぜぇ〜…♪ ????

誰もいない時間を狙って行ったせいもあって、診療所の待合室にいる人は誰もいなかったのよぅー。だから、診療所で誰かからウイルスをもらったとは考えにくい。っということは、午後8時に帰ってきた夫ちゃんが原因???????? むむぅー。釈然としない気持ちのまま、私は眠りについたのだった。

それから、夜中にりんごちゃんが下痢をし始める。そのウンチがかつて見たことのない色で、私はびっくり。りんごちゃんのにしては、かなり白い。しかも、そうめんを茹でたまま放置して腐ったような、そんな感じ。直感的に「も、もしかして、これはロタ??(id:okariさんの日記を何度も何度も拝見させていただきました)」と思ったのだけど、確信はもてなかった。

しかも、臭いがっんもうたまらない。私自身は特にウンチに抵抗のあるタイプではなく、どちらかと言えば、平気なタイプだ。けれど、その私でもオムツ替えをしながら「おえっっっっ」とマジで気持ち悪くなる。こんなことは今まで一度もなかっただけに、ホントにまいった。


■史上最高の最高の、41.5度の熱

午前中に診療所へ。待合室で名前を呼ばれ、診察室に行き、「センセイ、熱出ちゃったー」と言うと、「えー、ほんと? じゃ、予防接種キャンセルしときますね」とセンセイが笑った。

それから、上記↑に書いた状態をありのままに言うと、「もし今日ウンチを持ってこれたら、持ってきてください。1時間以内のフレッシュなウンチなら、ロタかどうか調べることができます」と言われた。が、りんごちゃんがウンチをしたのは丁度診療所が予防接種の時間。で、結局持っていくことができなかった。

処方されたお薬は、粉の解熱剤と整腸剤。下痢をしているから、座薬を入れても出ちゃうので、今回はお粉にしましょうと言われた。

しかし、帰宅してから薬を飲ませても、一向に下痢も熱も止まらない。そればかりか、どんどんひどくなるばかり。いつもは、薬を飲ませればピタっと症状がおさまるので、私のなかでロタ疑惑はどんどんふくらんでいった。

午後4時からぐずぐずがさらに激しくなり、テレビを見せても何の効果もなく、とにかく「おっぱいおっぱい、抱っこ抱っこ」と激しく大泣き。ほんとにツラいんだろうなぁーと、熱を測れば今度は41,2度。ひえー!!!

夕飯も食べやすいものを用意したにもかかわらず、夕飯はほとんどポイ。そして、そのまま薬を飲ませてた。とにかく、抱っことおっぱいをしきりにせがみ、ホントに1分離れることもできない状態だった。

こういう日ほど、「頼むからはやく帰ってきてくれー」と思うものの、夫ちゃんが帰宅したのは、午後10時近く。私はどうにもこうにもならなくなり、午後8時、自己判断で座薬を入れた(いつも夫ちゃんに頼んでいたので、自分で座薬を入れたのは初めて。医者から処方されたわけでもない座薬を入れる決断を自分でするのはとても勇気がいったけれど、こうするしかなかった…)。

座薬を入れた午後8時からはぐずぐずしてはいるものの、少し落ち着きを取り戻したようだった。薬の効果で、熱も39度台におさまったし…。しかし、座薬がきれたのか、0時にはまた激しくぐずぐず。泣き声が「つらいよぅー」としか聞こえない。

座薬は1日3回までと決まっている。だけど、りんごちゃんの容体を見ていて、1日3回の座薬でおさめられる程度ではないような気がした。やばい、まずい、どうしよう〜、そんな気持ちがどうどうめぐり。そして、熱は最高41.5度を記録した。

下痢もどんどんひどくなっていき、下痢をしても一度も漏らしたことがないりんごちゃんが、下痢で漏らしっぱなしとなった。それだけじゃなく、抱っこしている私のパジャマにも、そして布団のシーツまでしみ込んでいく…。

もちろん私は一睡もできず、午前6時に気持ち的に一人ではどうにもならなくて、別部屋に寝ている夫ちゃんを叩き起こした。ロタについて調べてもらったり、病院に電話してもらったり。

しかし、なんとなく私は動けなかった。この日は朝からとても寒く、この寒さのなか、これだけの熱のあるりんごちゃんを外に出すことがいいこととは思えず、「私が抱っこさえしてれば何とかなるんだから…」と、診療所があく午前9時までひたすら耐えた(しかし、その後「この時救急車を呼ぶべきだった」と夫婦で後悔した。
 
 翌日に続く…!!