1歳と2ケ月2日目

■絶えず、水便

入院3日目。依然、下痢症状はとどまることを知らない。おっぱいや何か水分を飲ませたり食事を摂らせれば、あっという間に水便が出てくる。食事も未消化のまま。

下痢の程度はとてもひどく、何かを摂らせれば、それこそ5分程度で水便となって出てくる。そのため、水分や食事を摂らせたあとは、すぐにりんごちゃんの着替えとおむつ、そして私の膝にしくバスタオルの3点セットを用意することは必須だった。

それでも、お医者さまは「おっぱいも、水分も、食事もどんどん摂らせてください」と言った。というのも、点滴をしているので、水分や栄養は確保されているものの、この程度の下痢になってしまうと一時的にひどくさせたほうが症状がよくなりやすいらしい。それから、りんごちゃん自身が突然知らない環境に来て、知らない人たちにイヤなことをされるというストレスを少しでも緩和させてあげたほうがいいだろう、という趣旨だった。


■炎症反応、下がる

まだほとんど尿と便の区別がなく、オムツを開ければ、必ず水便という状態が続いていたものの、昨夜から熱が37度台に下がったので、「再度採血してみましょう」と午前中は採血してみることとなった。

こういう検査の時って、「おかあさんは部屋の外で待っててください」と必ず追い出されてしまうのだけど、その間の悲痛な叫びは外から聞いているともうたまんない。そして、部屋に戻ると「なんで一緒にいてくれなかったのよぅー!」と言わんばかりに恨み泣きをされる。

ちらっと見ただけど、採血するときって、お医者さまがあおむけになったりんごちゃんの上に馬乗りになって、身体を固定するみたい(苦笑)。母親の私でさえそんなことしたことないんだもの、そりゃ、こわいわよねぇ〜(涙)。

さて、採血の結果は0.38だった。おーぅ!とほっとする。「6」あった炎症反応が「0.38」まで一気に下がって(健康状態は0.33)たので、でホントに良かった。お医者さまも「来週前半の退院を目標にがんばりましょう」と言ってくれた。ほっ、やっと先が見えた瞬間ーー。


■アクアライト、りんご味

近所のママ友にメールで連絡をしたら、アクアライトりんご味を持ってきてくれた(もちろん子供は小児病棟には入れないので、ママだけが来てくれた)。「りんごちゃん、病気の時はこれが好きだって言ってたよねぇ…」って。そんなことまで覚えてくれていたのかと感動。病院の売店に売ってなかったし、家の買い置きも入院当日でおわってしまったので、とてもありがたかった。


■ろっ骨、痛めた(泣)

今度は私の話。実はこの日、ベッドから降りるときにバランスを崩し、しかもその時右足の小指をかばおうとしたため、ベッドの柵に右のろっ骨を打ち付けてしまった。

たぶん折れてはいないだろうと思ったので、そのまま誰にも言わずにいたのだが、かなりヤバかった。夜添い乳する時にズキズキ痛んだ。でも、今は私のことをどうこう言ってる場合じゃない…と、ガマン。退院後の今も痛い〜。