1歳と3ケ月9日目

■子どもになりたい

近所の児童館へ。写真はりんごちゃんがやったパズル。マルの中に五角形を入れ、五角形のトコロにマルを置いている辺りが、ワタシ的には大好き!(はーと)

「マルのなかに五角形を入れた」りんごちゃんは、入れたあと、自分パチパチしていた。そうだよ、すごいね、それも一つの正解だよ。マルのトコロに五角形入れたっていいんだよね。私も一緒にパチパチ! それ、素敵だよ。

大人の画一的な脳みそでは、マルのなかに五角形入れて自分にパチパチなんてすることはできない。こういうりんごちゃんぽい、いや子供っぽい発想に出逢えるトコロが育児の醍醐味の一つだと思う。

人は成長するごとに、画一的な思考を教え込まれるんだよね。「ルールは、ルール!」ってね。もちろんルールはルールとして、みんなが快適に生活するために必要だから、覚えなきゃいけないんだけどさ、こういう子供ならではの思考を失ってほしくないなーと思う私がいる。だから、りんごちゃんのやったことは大いに肯定したい。

どっちかっていうと、マルのなかに五角形を入れて喜べるりんごちゃんが羨ましい--。そう、私は子供になりたい。子供みたいな感受性を取り戻したい。

私は揺れ動いた末、結局「マルのトコロにマルを入れるとね、こうなるんだよー。ぴったりハマるでしょう?」」と教えてしまった。そんな自分が、なんだかツラかった。マルのところにマルのピースをはめる私は、なんだか面白みの無い大人みたいでイヤだった。


■ママたちと「ぶっちゃけ話」の会

近所の児童館に、天気のせいか、たまたま多くのママ友が集まって、みんなでお昼を食べた。居心地がいいので結構通っているせいか、だいぶ顔見知りが増えた。お昼を食べながら、ぶっちゃけ話が炸裂。最近、あちこちでママ友とぶっちゃけ話をすることがとても多くなった。仲良くなった証拠だろう。

内容は、だいたい、次の子問題、保育園&幼稚園問題&仕事の問題、現在の母子家庭状態(夫が帰りが遅く、平日も育児参加の少ない状態)をどう楽しむか、共働きの場合はその期待と不安、それからマイホーム購入問題、子供の習い事問題。

ホントは「今日どうしたこうした…」ってことより、自分の心の整理をするためにも上記の事柄について書きたいことが沢山あるのだけど、ちょっと最近疲れがたまっていて、書けないでいる。

ぶっちゃけ話は、ストレス解消以上に得ることが多くて、考えさせられることも多い。その人の育児法だけでなく、最近私たちの世代ならではの価値観や私たちの世代ならではの問題まで透けて見えていくる。

子育ては、愛情と経済という糸で相互につながりあっている総合的な問題なので、どうしても家庭の事情が絡むから、基本的にはケースバイケースなのだけど、でも色んなママの話を聞いていると、どうやら今私が住んでいる地域のママ、特に同じ世代のママの間に共通している問題(課題)も透けて見えてきた。もちろん、それは専業兼業にかかわらず。

そして、その乗り越えなくてはならない山を、それぞれの家庭でそれぞれの方法を探し、何とか超えようとしていることまで透けて見えてきて、なんてみんな健気なんだろうと思ったりして、ウルウルしてしまった。

ちょっと脱線するけど、S君のママが言った言葉が非常に印象的。「”お金”か”体力”か”近くに住む親”-。この3つが揃っていれば、今後の育児も、二人目出産もまったくコワく無い。

3つ揃ってなくても、せめてこのウチの1つあれば乗り越えられる。お金があれば、体力がなくても親が近くにいなくてもお金でサービスを買えるし、体力があればお金がなくても親が近くにいなくてもそのパワーで乗り越えられる。近くに親がいてくれれば、お金も体力もなくても、親にお願いすることで何とかなる。けど、どれもないウチみたいな家庭はいったいどうしたらいいんだろう?」って。

上手い表現だなあ、と思った。ちなみに、私ん家も、どれもありましぇん。知恵で何とかならんかなーと思っている私です(笑)。