1歳と11ヶ月と22日目

■体操教室(母子分離)、見学

「りんごちゃんは、新体操系だよね。もう体操教室行くしかないっしょー」とほとんどのママに言われる毎日。

産まれる前は、おままごと好き、絵本大好きのインドアな女の子を夢見ていた私。まさかこんなお転婆な子が産まれるとは思わず、かなり想定外だったが、「こりゃもう行くしかないでしょう」と周りに背中を押されるカタチで、今日は体操教室の見学へ。

先生2人に子ども(2歳児)6人。少人数でなかなかいい雰囲気。「体操教室」とは言いながらも、幼稚園的な要素も入り交じっている内容だった。名前を読んで、お返事させて「朝、何食べた?」などの質問に返事をさせたり、体操の合間に絵本も読んだりもする。そして、体操で使う道具ものお片づけもしっかり指導していた。何よりも、先生がめちゃくちゃ元気。これが一番だと思う。

場慣れのためのおもちゃ遊びから、(低い)跳び箱、トンネル、ジャンプ、高這い、それから、大きなブロックでお家を作ったり、電車ごっこをしたり、想像力も使う内容になっていて、これまた良し!

見学は60分だったが、りんごちゃんにしては飽きずによく見ていたなと思う。母子分離になるので、少々不安だけど、先生がテンポよくお教室を進めてくれてるので、これなら大丈夫だろう。来週の月曜が楽しみ♪だな。


■親として、つれづれ

体操教室の見学で気になったこと。それは、ある女の子がお友だちの顔を引っ掻いていたことだ。その子は別の子に2回同じことをやって、先生にかなり注意されていた。

私的にはその先生の注意の仕方も納得できるものだったから、この教室に通わせてもいいかと思った。けど、やっぱりどこかでそのことが気がかりだ。まだ、いまはら引き返せる。うう、どうしよう。

母子手帳に「1歳半から集団生活を」と書かれているのを見てから、頻繁に児童館に行ったり、英語教室に行かせてみたりしていた私ではあるが、そのどこにでも顔を引っ掻くというタイプの子はいなかった。だから、私的にも衝撃的だったのよねー。

そんな気持ちを持っていた矢先、夕方児童館に行ったら、RちゃんがY君の手を噛む、という場面に遭遇した。Y君が使っていた車をRちゃんが使いたかったみたいなのだけどね。Y君はギャン泣き、Rちゃんはしれっとした顔をしていた。

実は、Y君、Rちゃんに噛まれるのは2回目なのだった。それで、今日は「Rちゃん、こわいこわい」と逃げ回っていたのだけど、やっぱり捕まってしまったらしい(涙)。

Rちゃんのママは「ウチの子、体操教室(りんごちゃんが通う予定のお教室とは別のお教室)に通うようになって、そこでおもちゃを奪いまくる、めちゃくちゃたくましい子に対抗するために、噛むことを覚えちゃったみたいで…」とRちゃんママは言う。

私の周りのママたちはみんな寛容で「こうしてみんな強くなっていくのよねー」と笑う。この月齢の子たちはまだ色んなことが半分かり状態なので、色んな経験を積むことが必要だと考え、「○○な子だから、あの子とは遊ばせないようにしよう」とか、そういう幼い考えを持ってる人はいない。

けど、今の月齢では言葉のコミュニケーションが不十分で、叩いたり、引っ掻いたり…など、手が出てしまうタイプの子も結構いるのは仕方ないにしても、それを淡々と語り、子どもにあやまらせないママもどうなのかな、と私としては疑問に思う。「Y君、Rちゃんが噛んだこと、忘れてね」なんて、Rちゃんママも呑気なことを言ってたりもするし。

こう考えてしまうのは、我が子であるりんごちゃんが他人を噛んだり、叩いたりすることが全くない子だからなのだろうか。「いじめられる子の親より、いじめる子の親の方がツラい」という話はよく聞く。でも、もしりんごちゃんが噛まれたとして、噛んだ相手の女の子にあやまってもらわなかったとしたイヤだろうな。

娘が自立して集団や社会のなかに入っていくとともに、不安が増えるなあ(笑)。でも、世の中には色んな人がいて、コミュニケーションがあって、そして、自分もそのなかの一部であることも知ってほしい。

あと1年くらいぬるま湯に浸からせてもいいかなという思いもあるけど、「がんばって少し揉まれて来い」という気持ちもあり、なんだか複雑な私…(笑)。集団のなかに入り、しかも母子分離ともなると、たぶん悪いことも覚えてくるだろう。けど、体操教室のあの先生の監督下なら任せられるかなと思う。先生が内容を教えてくれるので、何かあったとしてもお教室が終わったあと私がケアすればいいしね。

ああ、週にたった1時間母子分離で体操教室に入れるだけでこんなに不安になるなんて、とてもじゃないけど保育園に預けられないなあ(笑)。考え出したら、目が冴えちゃって、こんな夜中(いま、午前4時半)にブログ書いちゃったよ。幼稚園に入るようになったらいったいどうなるんだろう。働く兼業ママって凄く強いなあ。