2歳と2ヶ月と13日目
■言語習得のプロセス
今だからこその言葉を記しておこう。
「見る、いない(=見ない)」「読む、いない(=読まない)」など、動詞に「いない」を付けて<否定>を表す。
以下は、かくれんぼ中のりんごちゃんのおしゃべり。「ママいない。どこかなどこかな? <あ>った!」のように、「いる」と「ある」の使い分けがなかなか難しい模様。でも、通じる。まるで日本語を学び始めた外国人のようで面白い!
このほか、今まで私がこれまで言葉(たとえば「どれが美味しそうかな? 何から食べようかな? 今日はどこ行こうかな?」などの言葉も、シーンに応じてそのまま口にしてる。
■最近のコミュニケーション
「りんごちゃんも!」「りんごちゃんもやりたい」「りんごちゃんにもちょうだい」と自分の欲求を表現する言葉も多くなった。「(お友だち)りんごちゃん、ボール取って」「(りんごちゃん)はいどうぞ。いっしょにボールぽーんしよう」などなど。
反対に、私が指示されることもめちゃくちゃ多い。しかも指示内容がとても細かい。「ママ、立っちして! ここに立っち!」「ママ、ねんねして! あたまこっち!」「ママ、ボールころころして! せーのっ!」などなど。
一番お相手するのに困惑するのは「ママ、あーんして! はい、あーん…」と言われること。だってダイエット中だしね。でも、それよか「ママ、立っちして! 踊って! 走って!」などの指示に報いるのがホント疲れるわん。ママは家事もしなくちゃならないし、りんごちゃんみたく体力ないのよぅ(涙)。
■最近の面白かった場面
りんごちゃん
:「ゆうきくん、あーとーぼ」
ゆうきくん
:「りんちゃん、なんて言うてるん? はっきり言わないと分からへん」
*8月生まれでちょっとお兄ちゃんなゆうきくんは、りんごちゃんの舌足らずな「あーとーぼ」が「あー<そ>ーぼ」だということが分からなかった様子。ちなみに、ゆうきくん一家は関西弁を話す
りんごちゃん
:「あーーとーーぼ」「あーーとーーぼ」
ゆうきくん
:「もう一回、言うてみ?」
りんごちゃん
:「あーーーーとーーーーぼ」
ゆうきくん
:(・・?)
こんな風に、いま時期の子どもたちのコミュニケーションは見てると飽きない。この時はりんごちゃんがなんとかゆうきくんに思いを伝えようと、必死で健気でとっても可愛かったわ(笑)。