2歳と2ヶ月と24日目
■お人形遊び
もう1ヶ月くらい前からだけど、お人形遊びをする。お人形遊び初期は、お人形1体を使って、寝かせたお人形に「起きて、起きて、朝よ〜!」と言ったり、寝かせて「おやすみ」と言ってたけど、ここ2週間くらいは、両手にお人形2体を持って遊ぶようになった。だいたいの会話は以下の通り。
ぞうさん 「おきて、起きて、あさよー」
うさぎさん 「おはよう」
ぞうさん 「おはよう」
うさぎさん 「いっしょにあとぼ」
ぞうさん 「うん、いいよ」
うさぎさん 「なにしてあそぶ?」
ぞうさん 「じゃ、よーいどんしようか」
うさぎさん 「いいよ!」
「なにしてあそぶ?」の返答には「おりょうり」だったり、「でんわ」だったり、「かきかき(お絵描き)」だったり、その時によっていろいろ。ハタで見ていると、なかなか面白い。
■40度の熱のなか、でんぐり返しをマスター
久しぶりに家族みんなで仲良く風邪ひいていたのだけど、りんごちゃんは40度の熱が出ているなか、でんぐり返しをマスター。布団のうえで、ごろごろごろごろころ転がりまくり。高熱出してるからやめさせたいけど、りんごちゃんの意思強く、私の努力は無駄。でも、本人は嬉し楽しそうだった。元気になった今はフローリングの上でもおかまいなく、やる。さ、さすがだわ(笑)。
■「ママ、あっかんべーして!」
「ママ、○○して」という表現は珍しくもなんともない日常のものとなっていたのだけど、つい5日前に「ママ、あっかんべーして」と言われた時は、一瞬頭のなかが白くなった。
「どこで憶えてきたんだ?」という思いと、「げげっ、もうこんなこと言うようになったか」という成長を感じる思い。それから、「素直にあっかんべーをやるべきか、やらないほうがいいのか、どどどどーしよっ!」という思い。しかも、本人はこれがどういう意味なのか分かってる様子だったので、ひたすら複雑だった。
まぁ、たくさんのお友達と接触してるから、こういうこともおぼえるんだろうなあ。それだけ、いいことをおぼえるのもはやいけどね。
結局「1回だけだよ」と言って、やってしまいましたと、サ。その後りんごちゃんも一緒に”あっかんべー!”して楽しそうだったわ。
■お雛祭り
昨日はひなまつり。ちらし寿司とはまぐりのお吸い物を作った。クリスマスに比べて、ひなまつりに対する理解度は低い気がする。うーん、なぜかしら? でも、お人形に目覚め始めたせいか、お雛様を見るのはいつも嬉しそうだった。
■最近の可愛い言葉
「ぴくいっく」=ピクニック
「おとしゃーん」=おとうさん
「おかしゃーん」=おかあさん
おとうさん、おかあさんは突然言い始めたのでビックリ。でも、まだパパ&ママを使うことが圧倒的に多い。
■比喩表現が出てきた
:シイタケを見て「ペンギンみたい!」
:ポテトを見て「お月様みたい!」
ここ3日くらい、比喩を使うようになってきた。
先日は、お味噌汁に入っていたシイタケを見て「ペンギンみたい!」「ペンギンみたい!」としきりに言っていたので、ウチにはペンギンのお人形はないしなぁと不思議に思っていたら、シイタケを普通に切ったものを手で取り出して、横の断面を私に見せるのだ。
すると、なるほど、それはペンギンに見えるのだった。茶と白のコントラストとシイタケのゆるい曲線がまるでペンギンの背中のようだった。こうして普通に言うようになったのは、やはり私自身が頻繁に比喩表現使っているせいかなあ。しかし、「シイタケを見てペンギンみたい!」とは、「むむむ! おぬし、なかなかやるな」。
今日も、フライドポテトを見て「お月様みたい!お月様、食べちゃおうっと」なーんて言っていた。いいぞいいぞ、りんごちゃん。比喩で表すと、この世界をまたひと味違った感覚で楽しめるよね。
■「あんぱんまん」に思うこと
最近、お友達の影響か、アンパンマンが好きになってきている。子どもって、アンパンマンが好きね。アンパンマンの顔を食べていいよと差し出す犠牲的精神は好きだけど、暴力シーン(大げさか?)や色んな言葉遣いはいかがなものなんだろう?
そんなこと言ったら、ユーモアが無くなってしまうかもしれないけど、アンパンマンの真似してお友達に同じことをするようになったら!?と考えてしまう。
「テレビのなかの世界と現実は違うのよ!」って教えて、果たして分かるかなぁ。実際、「アンパーンチ!」と言って、お友だちを殴っている子を見かけると、なんだかとても複雑。