生まれて初めての、恐るべき大腸検査

久しぶりのブログ……。この書けない間、私はえらい目にあってた。

どうも体調が悪い、腸がチクチク痛む…と思い、内科に薬をもらいに行ったのが9日。それから、だましだまし仕事や育児をしていたのだが、ついに11日(土)に38度を超える熱を出した。

そのままゆっくり寝ていられれれば良かったのだが、12日(日)はヤマハJ(ジュニア)専門クラスの初めての説明会。娘のためだ…と無理やりオシャレして出かけて、居合わせたママたちとなりゆきで(食べたくないのに)食事をして帰ってきたら、やはり熱が38度を超えていた。

そのまま熱と痛みと薬と点滴で過ごすこと5日。翌週のりんごちゃんの参観日にはなぜか微熱となり、またしても気合いで出かけて行った。今度ばかりは行けないかもしれないとりんごちゃんには言っておいたものの、娘の学校の様子が見られるチャンスはそうそうないからと根性で出かけ笑顔をつくっていたら、また次の日には熱が今度は40度近くはね上がってしまった。

りんごちゃんは朝から学校に行ってくれたけど、4時過ぎには帰宅する。そのあと、宿題を見てやり、ピアノを見てやり、自分は食べたくないけど食事をつくり…、お風呂の面倒を見て…と朦朧とした身体でやってるせいか、なかなか治らない。

そして、ついに娘までもが熱を出した。「私のせいだ、私がうつしたんだ…」と落ち込んでいたら、娘は溶連菌とインフルエンザBとのこと。これで看病する人が私1人でなく、2人に増えた。パパの協力と実家の母が来てくれたことで、なんとかりんごちゃんの熱は下がったものの、6日間は登校できない。

娘が復活したものの、私の熱はさらに長引いていた。そして!医者に行って血液検査をすると、翌朝のはやい時間に電話が鳴り「CRP(炎症反応)と白血球の数が異常値だから、すぐに大きな病院に行くように」とかかりつけの医者が言う。かなり長い付き合いなので「手遅れにならないように」なんて言葉も付け加えられた。

ただ、うちのかかりつけ医が「大きな病院へ」というときは大抵“入院”となるというのはこの近辺では周知の事実なのだった。そんなわけで、正直かつてないほど、はらはらする。私が入院になったら、娘の学校はどうしよう…。働かない頭がぐるぐるぐぐるぐる。

そして、なんと恐るべきことに、27日はお尻の穴から管を通されカメラ(内視鏡)をつっこまれることになってしまった。検査の前は下剤を朝から二リットルも飲まされた。これがなんともつらかった。飲みたくないものを無理やり飲むというのは、拷問に近い。理性で身体の生理現象を言うことをきかさなければいけないとは理不尽な感じがするものだ。

検査のときに、看護師さんに「はい、お尻を向けてね。ぶっちゃけ、この検査は、そういう検査だから」と言われたけど、あのなんともいえない恥ずかしーい屈辱的な感じは、ここまで腸を悪くした者にしか受け入れられない。

そんなこんなで、今は血液も正常値に戻り、元気になったけど、普段「健康」にあまり気を使わないで生きている私は、このたび猛反省した。たばこ、コーヒー、栄養ドリンクの飲みすぎ、冷え……には注意しよう、と。“ここまで身体を悪くしなければ、身体を大事にするということが分からないのか!!”と神様にひどく叱られたような気分にもなった。

靴下嫌いの私だが、靴下をはいている。以前の私なら見向きもしなかったホットカーペットも買った(以前の私ならもうすぐ春だからと絶対に買わなかった)。
今年で39.身体もメンテナンスが必要なんだろう。生活は、まず健康ありき。改めて、かつてないレベルで感じた2月でした。