おめでとう-俳句は音楽ー

りんごちゃんの俳句が、「第○回俳句大賞」に入選した。

帰宅後、郵便ポストを見て、あれ?っと思った。
昼間仕事をしていて、そういえば…と頭をかすめたあの主催大学の名前が書いてある。シンクロ?とドキドキする。とともに、もしかして…?」と期待を膨らませる。なぜなら、入選した児童にのみ通知が来るからだ。

封を開けると“入選”の文字が飛び込んできた。思わず、パソコンで英語ゲームをしているりんごちゃんを大声で呼び、「ね、ね、ばんざーい!」と叫んだ。

「ね、なに? なに?」と。
佳作入賞を知らせると、満面の笑み。りんごちゃんと再び「ばんざーい」と抱き合った。

正直私は川柳が得意で、よく賞に入選していた。どんな言葉もリズム感が大事だから…と、とにかく音楽を身近にさせるように、よく音楽を聞かせていたけど(ピアノは本人の希望。私はやらせるつもりはなかった)、そんなことが功を奏したかしら!?と親バカに思う。

勢いで、担任の先生にお礼のお手紙も書いてしまった。だって、学校が2学期い俳句に力を入れてくれたおかげで、家でも次から次へと句を作っていたのだから。

そして今夜、「りんごちゃんの大好きなたこやきパーティにしようね〜♪」と、二人でたこ焼きをつついていると、

「俳句も賞に入るし、たこ焼きは食べられるし、私、幸せで胸が痛いよ〜!」と。

しあわせで、むねがいたい か…。

親バカだけど、りんごちゃんは本当に詩人だなあと思う。最後にりんごちゃんが最近作った俳句を紹介します。

 「前歯がね虫歯だったら鍵盤じゃん