J専へのエール

幼稚園時代のお友達Kくん宅へ。

Kくんは幼稚園時代、りんごちゃんと同じ妄想大好きっ子でよく一緒に遊んでいた。ホワイトデーなんかはこちらからチョコをあげなくても、よくKくんからもらっていて、Kくんが「りんごちゃん、かわいい、かわいいとよく言っている」とママから聞かされていた。が、小学生になったからなのか、それとも性差で遊びが変わってきたからか、初めはあまりうまく歯車が回転しない。が、ベーブレードを出してもらったとたん、りんごちゃんの遊びに火がついたようで、仲よく遊べていたようだった。

新築した戸建てのお家はとても素敵。ピアノの音がよく響いていて、ちょっとうらやましい環境…。

ヤマハっ子で今は個人の先生にピアノを習っているというKくんは、もうソナチネなんか弾いていて、ピアノオンリーで習っている子のすごさに圧倒された。継続は力なりだわね。

「りんごちゃん、J専に行くの? 一人娘だし応援してあげたほうがいいわよ。せっかくだから、やれるところまでやっちゃって」とエールをもらう。

うひゃひゃひゃひゃ。ちょいプレッシャーだけど、がんばろう。

私を褒めたい

■1年生、修了式

本日をもって1年生終わり。はやいなあ。
通知表は「よくできる」が6つも増えていた!ビックリ!よくやったぞい。
通知表はさておき、素晴らしいのはインフルエンザでの出席停止(欠席扱いにならず)を抜かして、1日も休みが無かったこと。幼稚園時代は1か月に1日は休んでいたりんごちゃんが、1年皆勤したことだ。先生から「かいきんしょう」の賞状ももらい嬉しそうだったが、何よりここまで健康管理できた私が私を褒めてあげたい気分だった。(^_^;)

■最近読んだ本

『ウチの子は友達づくりが苦手です。どうしたらいいですか?』

うちの子は友達づくりが苦手です。どうしたらいいですか? (宝島SUGOI文庫)

うちの子は友達づくりが苦手です。どうしたらいいですか? (宝島SUGOI文庫)

休み時間は1人で本を読んでいる」というりんごちゃん。友達がいないわけじゃないけど、一番の友達は?」と聞くと「本」と言うので、ちょっと心配になり、参考までに読んでみた。

評判の親野 智可等ワールド、ぐいぐい惹きこまれる。一人で過ごせないほうが心配、ほかの子と違うことを褒めよう…など、参考になることがたくさんあった。

この先生の本が売れるのは分かる。親だって子どもだって、未熟なんだよね…というスタンスがすごくいい。

『こども地震サバイバルマニュアル』「宇宙人の絵」

■『こども地震サバイバルマニュアル』

こども地震サバイバルマニュアル

こども地震サバイバルマニュアル

昨夜午後9時過ぎ、また地震があった。23区は震度3だったけど、ちょっとビビった。娘が寝入った後のことだった。思わず駆け寄って「起きなさい!」と言い、ラックが倒れても十分安全なように身体を動かした。

寝入ってしまうと、震度3くらいでは全然起きないということがよく分かった。敏感な子なのでイザ大きい地震があれば起きるだろうと思っていた私が甘かった。私はかなり地震に敏感だけど、娘はどうやらそうではないらしい。

午前中、本屋さんで『こども地震サバイバルマニュアル』を買ったばかりだったから、タイムリーだった。クラスのママ友に教えてもらったのだけど、このの本、かなりいい。漢字にふりがながふってあるので、小学生でも読める。(脱線するが、放射能をテーマにした絵本もかなり出ていることに驚いた)

私は「“家のなかにいるときに地震が起きたら、机の下に隠れること“を幼いころから教わっている。けど、この本によると”家のなかでは細かいものがたくさんあって、机の下が安全とは鍵らない。むしろモノの無い廊下がいい“などと目からウロコなことも載っている。

私が小学生だった30年以上前は防災訓練は1年に一度だった。けど、りんごちゃんは毎月防災訓練がある。しかもかなり厳粛で緊迫ムードでやっているので、私が昔やっていた“防災訓練ごっこ“みたいなお遊びのムードは一切ない。

小学生になり、一人でお留守番をしたり、おつかいに行ったり、習い事に行くことも増えている。ビルが立ち並ぶこの環境でも、日ごろから自分の身を守ることや集合場所を確認しているが、なかなか瞬発力が弱い娘なのでイザという時が本当に心配。この本を少し読ませながら、地震対策を刷り込もうと思う。

今日スーパーに行ったら、ガラス飛散シートや簡易トイレなど、地震対策グッズが売れに売れていた。昨日地震があったからだな、と思う。
■ピアノの練習"ジプシーの踊り"

昨夜、ヤマハから帰宅し、寝る前にレッスンで始めてやった(右手のみ)“ジプシーの踊り”(♪ミドミドラ〜 ラ シドレシ ラララ 〜)を弾いた。初めて弾いたのに、一回でヨチヨチながら左手の伴奏もつけられた。りんごちゃん、やっぱセンスあるな〜、幼いころの私よりもずっと。

■りんごちゃんの宇宙人の絵

「この右の地図はね、宇宙の地図なんだよ。
 携帯を持っていてね、UFO(左の宇宙船みたいなの)から連絡が来るの。
 地球用のカメラを持っていて、
 いいところがあるとパシャって撮るの。
 右上のが本当の姿なんだけど、
 地球の人間と思われるように、高級なかつらをかぶっているんだよ」

リアルとイマジネーションと

■集中力がほしい

帰宅後、じぶんの顔を私の肩に摺り寄せて、りんごちゃんがしくしくと泣いた。「学校でテスト中ぼーっとしていたら、先生に注意された」と。それも4,5回。

きっと妄想していたんだろう。何か気になることがあると、その世界に入っていってしまう。想像力&創造力はあるんだけどなあ。目の前のリアルには弱いな。やれやれ。リアルに対する集中力が欲しいところ。

今日はひとしきりなぐさめたあと、「先生の言うとおりだよ」ときっぱり言った。

■意思確認

今日はヤマハ。レッスンのあと、J専に行く意志を確認された。

J専とはヤマハ幼児科から進むコースで、ジュニア科とJ専にわかれることになっている。先生からの推薦がないと、行けないコース。今まで一緒にレッスンしていたお友達はみんなジュニア科に進むんだけど、りんごちゃんは一人J専に行くことを決めた。

「りんごちゃん、本当にJ専に行くの?」と受付のお姉さん。「うん」と当然のように言うりんごちゃん。

この間の説明会で聴いたけど、かなりのレベルだ。作曲もやるし、教本の進度もこれまでの1、5倍らしい。まあ、作曲好きなりんごちゃんだから、なんとかなるかなと楽観視はしてるけど…。

「音楽」が「音我苦」にならないよう…☆(私がそうだったから(^_^;))
豊かさを感じられますよう…に。

「音我苦」になったら、潔く、コースを変えよう。

おめでとう-俳句は音楽ー

りんごちゃんの俳句が、「第○回俳句大賞」に入選した。

帰宅後、郵便ポストを見て、あれ?っと思った。
昼間仕事をしていて、そういえば…と頭をかすめたあの主催大学の名前が書いてある。シンクロ?とドキドキする。とともに、もしかして…?」と期待を膨らませる。なぜなら、入選した児童にのみ通知が来るからだ。

封を開けると“入選”の文字が飛び込んできた。思わず、パソコンで英語ゲームをしているりんごちゃんを大声で呼び、「ね、ね、ばんざーい!」と叫んだ。

「ね、なに? なに?」と。
佳作入賞を知らせると、満面の笑み。りんごちゃんと再び「ばんざーい」と抱き合った。

正直私は川柳が得意で、よく賞に入選していた。どんな言葉もリズム感が大事だから…と、とにかく音楽を身近にさせるように、よく音楽を聞かせていたけど(ピアノは本人の希望。私はやらせるつもりはなかった)、そんなことが功を奏したかしら!?と親バカに思う。

勢いで、担任の先生にお礼のお手紙も書いてしまった。だって、学校が2学期い俳句に力を入れてくれたおかげで、家でも次から次へと句を作っていたのだから。

そして今夜、「りんごちゃんの大好きなたこやきパーティにしようね〜♪」と、二人でたこ焼きをつついていると、

「俳句も賞に入るし、たこ焼きは食べられるし、私、幸せで胸が痛いよ〜!」と。

しあわせで、むねがいたい か…。

親バカだけど、りんごちゃんは本当に詩人だなあと思う。最後にりんごちゃんが最近作った俳句を紹介します。

 「前歯がね虫歯だったら鍵盤じゃん

ストイックな7歳

帰宅後、りんごちゃんが口ごもった。
「今日ね〜、やっぱりママには言わないでおこう」
「ね、なによー。ママには何でも言っていいんだよ」

すると、「今日、泣いた」と吐きだすように言った。

「学童行くときに、Aちゃんに私の絵が変だって言われたから」
「あの、にわとりの絵?」
「そう…」
「生まれたばかりのにわとりが魔法の杖を持ってるのはおかしいって。Aちゃんだけじゃなくて、5人くらい」。

りんごちゃんは絵が大好きだ。国語や算数…と違って、自由だから好きなのだと言う。「私は自由が好きなんだよ」との言葉を発しはじめて、はや3年くらい経つ。

勉強やピアノは私が口を出すから自由を感じられないんだろな、将来的に絵が趣味になるのも人生豊かでいいのかもしれないと私は思っていた。それに親バカかもしれないが、私はりんごちゃんの絵が大好きだ。明るい気分になれるし、ちょっとした笑いもあって楽しい。動物の表情がとてもいい。絵の苦手な私はいつもいつもただ褒めたくなる。だから、お友達に絵を批判されることに慣れていないのだと思う。

でも、この間の保護者会の日、数人のママに「りんごちゃんの絵って、一人だけすごいね。違うね」と言われたのも確か。私の目もそれほど来るっていないのではないか??

「思うように絵が描けないんだよ」と、先日も泣いたりんごちゃん。

私、7歳の時にそんなふうにストイックに泣いたこと、あったっけ?とわが身を振り返る。

「絵だけはあきらめない」というりんごちゃん。
その強い意志はどこからやってくるのだろう。